良い爺いイージー英単語工房

 知ってると得をする情報って案外少ないものですが、このサイトも例外ではありません。
ただ学校では教えてくれなかった、と言うか、先生も知らなかったことで、
知っていると英語が面白くなるような話題を提供します。
でもねぇ、今ごろ知ったからって、人生が変わるってもんじゃないですよ。
もっと早く、せめて高校生のころ、こんなことを知ってたら、
ウン、人生変わってたかもしれませんが...




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 むかし、まだパソコン通信が全盛だったころ、ある語学系出版社のフォーラムに『英単語こぼれ話』というのを連載してました。都合150回ぐらい掲載した記憶があるんですが、もうちょっと多かったかな?そのときの話題の一つに「愛とは、信じ、許すこと」というのがありました。ある人が結婚式の祝辞に流用したいが、使ってもいいか、できたら relief「安心」も入れたいが、と聞いてきました。relief ば別の語根ですが、スピーチネタとしては構いませんよね?その後の話しは聞き忘れましたが、きっと素敵なスピーチができたことでしょう。

 エッ?何の話しかって?つまりね、『快適ライフの英単語メニュー』では、英単語の話しとして、そういうことを少しずつ載せていきます。英単語を理解するために、日本語の単語も出てきます。クラブとかドラフトとか日本語になった英語も参考にします。とりあえず「愛とは、信じ、許すこと」からはじめましょう。これは献辞の必然からですが、その他の順序なんて全く無し。その気になったとき、気の向くままに書いていきます。でもって、適当な分量になったら、出版しようと思ってます。実はすでに3部昨があるんですが、もっと軽い感じのものもいいじゃないかと思いましてねぇ。そんな訳で、ここの内容をスピーチのネタにするとか、引用は少しも構いませんが、本やホームページに転載はしないでくださいね。(引用と転載の違いは大丈夫ですね?)

 このサイトは、『快適ライフのメニュー』という一連のサイトの一つです。守備範囲が広いため、工事中が多いすが、『食のメニュー』はお薦めです。成人向けには『セックスメニュー』がありますが、ここからはリンクしていません。このページは若い人に訪問して欲しいですから。でも適当なキーワードで検索すると、ヒットするかもしれませんね?そのときは宜しく。

 なぜ英単語が『快適ライフのメニュー』にあるかを言い忘れました。日本の英語学習は中学・高校で6年間、場合によっては大学で4年間、ずいぶん長い期間をかけて勉強してるんです。それがどうです?英語が片言でもしゃべれる人って何パーセントいるんでしょうか?卒業してから自分の力の無さに気づいて、駅前留学とやらをやってる人もいます。これは文部科学省、学校、教師、教材、生徒、両親、予備校、英語塾の全てに責任のあることで、教え方、教わり方の環境が明治以来130年間というもの全く進歩していないからです。

 そこで黒猫が英語と英単語の学習環境の整備を提案することにしたんです。少なくとも、快適な学習環境を目指さなければ。そんなわけで、ここでは英単語に主力を置いています。お遊び気分で、世間で見かける変な英語にコメントしていますが、反面教師として、英語学習に資するためです。他意はありません。英語の学習法と英文理解法については、効果的で努力の報いられるサップ法を紹介します。英語の総合的な力をつけるためのもので、本気で実行していただきたいと思います。

 外国語の修得は、片手間や思いつきでできるような容易なものではありません。まず何よりも目的をはっきりさせて、何のために勉強するのかということを再確認してください。目標の設定も必要ですが、無理な予定を組んで三日坊主に終わるよりも、毎日少しずつでも確実に続けられるように設定して欲しいと思います。言語は技術です。技術は使わないと衰えます。ましてや、これから学ぼうというわけですから、じっくり長続きするようにしましょう。

 最後に一言。私は学者じゃありません。学者は、ウソつきで嫌いです。ウソつきが言い過ぎなら、のらりくらりと責任逃れをしてるからと言い換えましょう。実例をあげておきますね。田中克彦さんという一橋大学の名誉教授がいます。この先生の『クレオール語と日本語』という本の75ページに、“たいへんおもしろいことに、英語からくずれ出てきた pis が、英語のもとになった、かなり古いラテン語でサカナという意味のピスキス piscis にかえって近いかたちにもどってしまったということです”と書いています。先生は英語の fish はラテン語の piscis がもとであると断言してるわけですね?これは大ウソです。fish と piscis は、英語やラテン語が別れるよりもさらに古い時代の共通の祖先の言語から、それぞれが受け継いだ単語です。ラテン語から英語が出たなんて、15世紀以前の発想です。そして日本語とクレオール語との関係をさぐると帯や広告で宣言しながら、結局何も言っていないのです。タイトルに騙されるのはよくあることで、立教大学文学部教授で文学博士の沖森卓也という先生の『日本語の誕生』という本もそうです。日本語の誕生というのは、そうそう簡単にいくはずのない課題ですが、これもうっかり買ってしまいました。ところが内容は文字による日本語表記の歴史であって、日本語の誕生という大問題には、ただの一語も触れていません。ウソつきでしょう?広告と帯に騙されて、無駄な買い物をしてしまいました。私の経験からすれば、本の題名はほぼ100パーセント著者の責任です。

 あなたがもし権威に弱く、名誉教授や文学博士という肩書きの学者のウソ話しを信じるなら、明治以来130年の英語学習のムダを繰り返してください。私の話しを信じるなら、たとえ人生が変わらなくても、人生観が変わるかもしれないですね?少なくとも、邪道的発想を理解することで、反骨と自立・独立の精神を養うことができると信じています。そう思って、英単語を効率よく、たくさん身につけるよう願っています。

このサイトの英語版は用意していません。と言うか、必要ないでしょう?私たちには日本語版で十分だと思います。英語以外の外国語はできませんから、お許しを。私の別のサイトでは、『ウェブページの荒ワザ』は外国人にも知らせたい内容ですから、英語版も別個用意してあります。


英単語についての疑問や質問、黒猫が書いてる内容についての反論など、掲示板に書き込んでください。リクエストもありです。メールは特に嬉しいです。質問には答えられないことがあるかもしれませんが、一緒に真剣に考えてみます。何を隠そう、皆さんからのメールが私のやる気の源泉です。なお、ここに名前を出した先生方ご自身の反論はいつでも受けて立ちますが、先生方の門下生の議論は受け付けません。それでもと言うお弟子さんは、メールをください。テストをして合格すれば、堂々と議論を公開しましょう。

 





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2003年9月20日 敬愛する愛さんの誕生日に開設
2005年5月16日 サイトのデザインをリモコン方式に変更
2008年6月22日 サイトのデザインをフレーム方式に変更